講義名 計算基礎論  (Foundations of Computing)
開講学期 3 学期 単位数 2--1--0
担当教官 (Eクラス):佐伯 元司 教授  西8E棟 9階 902号室  内線:2192
(Oクラス):尾形わかは 助教授  南3棟 5階 511号室  内線:3500
講義の目的 計算の原理,計算モデルを様々な角度から述べ,“計算”の本質を講義していく. さらに計算効率の測り方など計算の複雑さの解析の導入も行なう.
知識
ユニット
  • 計算モデル(帰納的関数,ラムダ-計算,チューリング機械)
  • 計算の原理(計算可能性,Kleene の定理,while と for-times の違い)
関連科目・
履修条件等
<---   情報基礎学
--->   数理論理学 オートマトンと言語 プログラミング第一
<-->   情報工学実験第一
教科書
  • 計算論入門,渡辺 治,米崎 直樹 著,日本評論社,1996
参考書
  • 計算論 --- 計算可能性とラムダ計算 ---,高橋 正子 著,近代科学社,1991
  • 計算可能性入門,小林 孝次郎 著,近代科学社, 1980
講義計画
  1. チューリング機械への導入(計算モデルとして)
  2. チューリング機械によるプログラミング
  3. 多テープ・チューリング機械
  4. チューリング機械による計算可能性,計算不可能性
  5. 帰納的関数への導入(計算モデルとして)
  6. 帰納的関数によるプログラミング
  7. 中間試験
  8. ゲーデル数によるコード化
  9. 帰納的関数による計算可能性,計算不可能性
  10. ラムダ-計算への導入
  11. ラムダ-式によるプログラミング
成績評価 演習,中間試験,期末試験により評価する.
試験問題・
略解の公開
(Oクラス):試験終了後に直接配布
担当教官
からの一言
特になし
関連サイト 特になし


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